3.72019
車選びのポイント
こんにちは。
ついに本格的に花粉が飛び始めました。昨年と比べて今年の冬は暖かかったですね。その分たくさん飛んで大変そうな予感がします。
さて、今回は自動車の先進安全装備と流行について書いてみようと思います。車選びの参考になれば幸いです。
最近燃費とともに注目されているのが、緊急時自動ブレーキやアクセルブレーキ踏み間違い時出力抑制などの予防安全装備です。
最近では緊急時自動ブレーキの性能が上がり、物だけでなく歩行者検知も可能なものが増えてきました。また、昼間だけでなく夜間の歩行者検知も可能なものも出てきました。
注目の安全装備ですが、今までは高級車に採用され、その後徐々に小さな車へ採用されていく流れでしたが、現在では変わってきています。見ていると、最先端の性能のものは軽自動車と、4.5m前後のサイズのSUVへの採用が早いのです。
なぜでしょうか。これは、世界販売台数を考えたメーカーの戦略と思われます。軽自動車は日本国内の最量販カテゴリーですが、世界で見ると4.5m前後のSUVが流行で、世界の自動車メーカー各社が続々と新型モデルを投入しています。
つまり、このカテゴリーに魅力的な車(燃費だけでなく、安全性、デザイン、装備、使い勝手など総合的に見て)が増えているのです。
燃費性能だけを考えると軽自動車・コンパクト~ミドル(4~4.5m前後)サイズの車(ハイブリット含む)が依然最も良いものの、流行も終わり、軽自動車を除いて設計年次が古くなってきた車種が多くなってきています。
予防安全装備はセンサーやカメラの追加などで対応できることが多いため、設計年次が古くてもある程度対応できますが、衝突安全を考えると最新の設計のものの方が安心です。
車選びの中心は、燃費一辺倒から移行しつつあります。目的をしっかり考えた車選びをすることで、より魅力的な車に出会える可能性も高まりますので、参考にしてみてください。