8.202021
振込手数料はどうなる!?
ライフナビ 倉敷店です。
梅雨の時期かと間違うくらい全国各地で記録的な大雨になっていますね。
すでに、至るところで大雨による被害も出ており、特に九州地方の被害が大きいようです。
この度の災害で甚大な被害を受けられた皆さまには心よりお見舞い申し上げます。
まだしばらく大雨が降りやすい状態が続くとのことですので、気象予報をしっかりと確認し、
いつでも避難できる準備をして無理のない行動を心がけてくださいね。
今日は振込手数料についてお話したいと思います。
4月からメガバンクがコンビニエンスストアなどに設置しているATM手数料を引上げています。
「ゆうちょ銀行」もこの度、各種の手数料引上げを2022年1月から行うことを発表しました。
メガバンクは一定の取引があれば、月3回までコンビニATMでの手数料無料サービスがあったのですが、
従来より条件がついてハードルが上がりました。
ある銀行では、月3回コンビニで引出しが無料でできるからと口座を開いた場合、
その権利が奪われないようにするために積立て投信をする事により、取引ステージを上げて振込手数料を無料とする手段もあります。
「PayPay」に取引銀行口座から送金するのは手数料が掛かりませんが、これもいつまで無料かは分からないです。
これを機に色々と調べると、地方銀行も結構右に倣えで新規口座を開く際には、通帳発行手数料や
コンビニATMを無料にするにはクレカの発行や、従来通りの決済手段としての銀行という取引だけでは自分のお金をおろすのにもお金がかかってしまうという不条理が当たり前になっています。
また、両替も機械でなければ有料になったりと、今まではサービスだったものが、どんどん有料になり始めています。
一方では他行への振込手数料は9~10月に引下げが予定されています。
このように手数料に関しては、ネット銀行などを含めて見てみると各金融機関によって様々です。
どこの銀行との付合いを集中させるか、クレジットカード発行一つとっても
どのブランド(VISAやアメックスなど)を選ぶかというだけでなく、どこのカード発行会社を
経由して恩恵を受けるかということも真剣に考える必要が出てきます。
自宅にお金を置いておく(タンス預金)は盗難や水害などに対してはハイリスクですが、東日本大震災では果実酒瓶に蓋をして入れておいた硬貨が一番役に立ったという話もありました。
これからは銀行との付合い方も見直す必要が出てくるようです。
ライフナビでは皆様のお金に関するご相談を承っておりますので、いつでもご連絡くださいませ。