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新車か中古車か?ハイブリッド車かガソリン車か?【インフレ時代の車選び】購入後の隠れコスト

車というと燃料代(毎月のランニングコスト)ばかりが注目されがちですが、実は車両価格がとても上がっていることはご存じですか?2000年代中頃までは約150万円でフル装備のコンパクトカーが変えましたが、今は約200万円と、20年で50万円も値上がりしています。

200万円越えの軽自動車もあります。緊急自動ブレーキなど安全装備の進化や標準化を考慮しても大きな値上がりですよね。

そこで今回はインフレ時代の車の選び方についてお話します。

ランニングコストと保有期間の総支払コストで比べてみる

  1. 新車か中古車か
  2. ハイブリッド車かガソリン車か

1.新車か中古車か

例えば、10年で10万キロ乗るとすると、同じ車でも新車価格300万円5年落ち5万キロ180万円で比べてみましょう。

車に興味のない方は思い切って中古車にするのもオススメです。最近の中古車はなかなか致命的な故障が起きません。コンパクトカー以上の車だとオイル交換と定期点検だけで保有期間中に大きな故障はないでしょう。5年落ちの車を10年で10万キロ乗っても15年落ち15万キロです。中古車を選ぶことで100万円単位の節約ができます。

3.ハイブリッド車かガソリン車か

同じ車でも、ハイブリッド車はガソリン車より40万円~50万円購入価格が高くなります。

あえてガソリン車を選ぶのも手です。

同じ車で1年1万キロ乗るのにかかるガソリン代を比べてみます。

1リットル150円とすると、某社のハイブリッド車の燃費は30.2キロで年間ガソリン代は49,650円、ガソリンは同じく18.7キロですので80,250円。差額は年間約3万円ですので、保有期間で購入価格差を取り戻すことは難しいかもしれませんね。

購入後に気を付けるべき隠れコスト

近年の車は事故を起こした時に予想していた以上に修理費がかかることがあります。

例えばハイブリッド車であればボンネット内にハイブリッド機構が詰まっています。こういった電子部品は破損しなくても衝撃だけで壊れてしまいます。

バンパーにはセンサーが付いていますので、接触箇所によっては凹みや傷の修理とともにセンサーも交換になります。

電子部品ではありませんが、スライドドアも気を付けたいところです。取り付け部分の修理はとても難しいです。

以上のことを考えると、必要に応じて車両保険に加入しておくことも大切ですね。

インフレ時代の車選び、いかがでしたか? 新車のハイブリッド車に買い替え、せっかく節約できた毎月のガソリン代がそのままローン返済で消えてしまわないように気を付けたいですね。

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